調味料の種類も豊富!

中国に来て最初の頃
買い物をして戸惑ったのが
調味料の種類が豊富で、売り場が広いことです。

醤油一つ買おうとしても
どれを買えばいいかわからないくらいたくさんあるんです。

たとえば

左にあるのが「生抽」と言って、
日本で言う「醤油」ですが、
真ん中にあるのが「老抽」と言って
「生抽」より、色が濃く、甘く、濃厚です。

どんな料理をするかで、使い分けをするようです。
「生抽」は、炒め物やサラダの味付けの時などに使われますが
「老抽」は、煮込み料理に使います。

このように醤油は主に2種類に分かれていますが
スーパーの売り場では、たくさんのメーカーの醤油が置かれているので
最初、その多さに圧倒されました。

そして勇気を振り絞って、美味しそうな?醤油を選んで買うわけなんですが
家に買って、その醤油を使って料理をしてみたら、、、、

なんか、日本と違う~!!
(>_<)

なんと、醤油の中に他の調味料が入っているんです。
それは、八角です。

左側にある、星の形をしているのが八角です。

醤油にこの八角が入っているので
たとえば、肉じゃがを作ろうとして
醤油で味付けしても、どこか味が変な感じになってしまうんですよね~。

なので最初、
この調味料の味の違いに慣れるまで、少し大変でした。

でも時間が経つにつれ、私は学んだことがあります。

「中国の調味料で、日本料理を作るには限界がある、
私もここの調味料を使って、中華料理を作れるようになろう」

それからというもの、
中国のお友達に料理の方法を教えてもらい
今では、中国の調味料がだいぶ使いこなすことが出来るようになりましたし、
私は中国の調味料も大好きです。

「餃子」のところでも書きましたが
お酢は、中国の黒酢でないと物足りないほどですからね。

そうそう、お酢も種類がいっぱい。

黒酢も、三年もの、六年もの、九年ものなど年数で種類が違いますし、
その他にも、米酢、リンゴ酢、普通のお酢などなどです。

またさきほどの八角と一緒に写っていたものは
お肉の煮込み料理の時に使う調味料です。
漢方薬の一部として使われているものもあり、
体にも良いようです。

ちなみに右に一緒に写っているのは
乾燥キクラゲです。

この乾燥キクラゲも美味しいんですよ。
水で戻して、
にんにくをたくさんみじん切りしたものと一緒に
油で炒め、醤油と黒酢で味付けしたら、
「キクラゲのガーリック炒め」の完成です!

美味しそうでしょ~?