第２位は、快適２４時間暖房です！
毎年冬になると、１１月から３月までの５ヶ月間はなんと、
２４時間暖房がついているので部屋中が暖かいんです！！
大抵は２０度に温度設定がされています。
それで
寒い外から帰ってきたとき、
朝、起きたとき、
トイレに行ったとき、
部屋がすでに暖かいので、
「中国に住んでてよかったなー。」
と思う瞬間なのでもあります。
では一体、どんなシステムになっているのかというと、、、
マンション全体、そして各部屋に、
お湯が通るこんな管が設置してあります。
このお湯は、ここから来ます。
ジャン！
煙突が見えますか？
近くの工場で石炭を使い、水を温め、地下に埋められた配管を使い、
お湯を各家庭まで流しているんですよ。
各家庭にまで送られたお湯は、
各部屋に設置されている管を使い、部屋を暖めてくれます。
これは、トイレの中にある配管です。
中国では、トイレとシャワー室が一つになっていることが多いので
この配管が付いていれば、冬にシャワーを浴びてもそんなに寒くありません。
でも、２４時間５ヶ月も暖房が付きっぱなしって、
暖房費どれくらいかかるの？？と思われる方もおられるかもしれません。
でも暖房費は実は高くないんですね～。
部屋の大きさに合わせて、暖房費を前払いするんですが
８０平米ですと、一ヶ月大体５０００円なんですよ。
ねっ、安いでしょ～！
一日に平均すると１６０円！！
でも困ることも幾つかあります。
まず、自分で温度調節が出来ないことです。
工場で水を温めていて、そこで温度が設定されるので
時には寒いことがあり、時には熱いこともあります。
寒い場合は、エアコンをつけたり、
熱い場合は、窓を開けたりします。
また、部屋が乾燥してしまうのも、困る点なんです。
それなので、加湿器をかけたり、部屋に洗濯物を干したりしています。
さらには、配管が古いと水漏れしてしまうという点もあります。
まだ私たちは、経験したことがないのですが、
（経験したくもないですが）
こうなると、工事してもらうしかないので大変です。
こういう幾つかの困る点もありますが、
まあ、寒い冬、どこの部屋もある程度快適な温度に保たれてるって
とっても便利ですよ。